都心から少し引っ込んだら、結構、空が広くなって、綺麗…と、感じられる雲と光の織りなす光景なんかが見られるようになった。でも、ああ、凄く綺麗! そう思って眺めた空の、そのままを、デジカメに納めることは案外難しい。 かなり、頻繁に、空の景色は撮るのだけど、滅多に、ああ綺麗に撮れた…! なんて、満足できることはなくて。 特に、空と雲だけで、いいなぁ、って自分で思えるものなんて、殆どなくて。 地平線近く気味の方が、朝焼けや、夕焼けの色合いも手伝ってくれて、面白い状態の雲が見られるけど、この時って、どうしても、建物がフレームの中に入っちゃう。そして、この場合、やっぱり、建物が入っている方が、良い感じだったりする。 より、朝焼けや夕焼けらしさ…を感じるには、空と雲だけより、地上が少しあった方がいいのかな…? なんて、漠然と思ったり。 そんな中で、この写真は、珍しく、自分的に気に入った一枚。 散歩道、どこからか凄く良い香りが漂ってきているのに気付いて、ふと、足を止める。金木犀は、とっくに散ってしまったけど、似たような…でも、もうちょっと清しい感じの香り…(表現悪く言えば、割りとメジャーな香水をぶちまけたような凄い香り)。…辺り見回して、見上げれば、何だか小花の咲いている木が、少し高めの塀の向こうに見えていて…近づいていったら、凄く香りが強まったから、ああ、これだな…と。よく見れば、葉っぱは見覚えのある棘のある形…。 もしや…木犀(もくせい)科の方のヒイラギ? と、嬉しくなってしまった。 この季節に白い小花を咲かせるらしいんだけど、花は初めて見た。雄花なのか雌花なのか、ちょっと謎。雄花と雌花は別々の木らしいんだけど…。どのくらい、花に差があるんだろうなぁ? 赤い実のつくクリスマスっぽい雰囲気のヒイラギは、西洋ヒイラギ…別名、柊黐 (ひいらぎもち)で、黐の木(もちのき)科とか。葉っぱは、そっくりなのに、全く別物…っていうのも面白いなぁ…って、何かで読んで以来、実物が見て見たかったから、思いかげず、念願叶った感じ。 こっちは、少し前に撮った金木犀。良い香りしてたのに、あっと言う間に、台風で散ってしまった…。住居の直ぐ近くの大きな樹木だってのに、花が咲くまで金木犀だって全く気付かなかったのは不覚。どうりで、玄関扉を開けて直ぐに、もの凄い香りがするワケだ、と、妙に感心するほどの香りだったなぁ。 買い物に出掛ける時の道を、1本だけ先の角を曲がるようにしたら…。なんだか、ちょっと、不思議な雰囲気の私道っぽい路地に出た…。ちょっと高めの塀の上に生け垣…。見れば、小さい頃に見かけたことのある、葉っぱ…。あれ? これって、アケビの葉っぱだよね? 覗き込むように葉っぱの影を見たら、吃驚! 結構、沢山…実ってる…! 表皮は、何だか、大分傷もついていて、紫がかったようなアケビの色と違うけど(いや、こういう種類なのかもしれないかな?)、小振りの実が割れて覗かせている実は、懐かしのアケビだった。 誰も食べたりしないのか、地面には、熟れた実の中身が、幾つも落ちてしまってた。 これで、来年も、芽を出して、たわわに実るのかな? 確か、アケビって、雄花の雌花が別々の木に咲くのよね? 以前、近所にアケビの枝があったけど、花は一種類しか咲かないし、近所に別のアケビもなかったから、街中でアケビが実るのは、凄く希なんだろうなぁ…って思ってた。色々思いだしたりして、ちょっと懐かしいような時間を過ごしてしまったわ。 延々と探し回らないと見つからないだろうと思ってたのに、この間、…台風や雨の続く前の良く晴れた日に、買い物序でに、ちらっと、横道に逸れたら、なんと! 探していた柘榴の実がたわわに実ってる木を発見!吃驚したぁ。こんなに近くにあるなんて、凄く意外。 何だか、ちょっと実は表皮が傷だらけな感じではあったけど。 でも、これで、来年の6月辺りに、柘榴の花を見ることが出来るんじゃないかな? 愉しみ愉しみ! 折角だから、もう一枚。割合、たわわに実ってるのが、分かるんじゃないかな?何だか、眩しすぎる日の写真って、陰影がきつすぎて、難しい。 確認の液晶画面が眩しくて、日溜まりの中では確認し難いのが悩み所。ちょっとボケた感じになっちゃったなぁ。 狭い行動範囲の中でも、思いがけない所に、結構、沢山の植物がある。コンクリートやアスファルトばかりの道端に、ホントに逞しいな、って感心する。 そして、明らかに、別のモノが植えられていたんだろうなぁ…っていう、花壇っぽい場所を、いつの間にか、こんな葉物が占拠していたり。 葉物で埋め尽くされている写真が、結構好きで。 蔦とか羊歯とか、柊とか紅葉とか銀杏とか。そんな葉物を探して、散歩の途中、無意識、寄り道することも多かったり。 以前は、知り合いの犬の散歩を、時々、引き受けてたりもして。デジカメ片手に、少し遠出した。犬連れだと、デジカメで、こっそりと。人の庭の近くや、生け垣を撮影する時に、何かと気が楽だったりしてた。 沢山歩いても、案外疲れないのも不思議な感じだったかな。 今は自転車のことが多いから、歩いていて、何か見つけたら即撮影…ってワケに行かないのが、ちょっと難点。移動には楽なんだけど。 蔦のように、壁とか、樹木とかを伝う植物が案外好き。だから、つい、散歩していても、塀に纏う蔦とか、蔓系の植物を見かけると、撮ってる。 蔦が枯れたあとのラインとかも、じっと見てると、興味深い模様になってたりするから、飽きないし。 お花も好きだけど、もしかすると、葉っぱものの方が好きなのかな? 観葉植物も結構好き。 育てるのも嫌いじゃないけど、植物の写真を撮るのが好きみたい。 何枚とっても、凄く気に入った写真…っていうのは、なかなか撮れないんだけど。 同じ壁に纏い付く蔦も、時刻や、陽射しや、天気の加減で、色んな表情を見せるし。夜にフラッシュで撮るのも、また別の趣があるし。だから、遠出しなくても、身近な所に一杯、写したいものが溢れてる感じなのよね。 夕焼けよりも、何故か、朝焼けの方を見る機会が多くて。朝焼けの時刻も、夕焼けの時刻も、日々ズレて行くのだけど。でも、今は、丁度、秋分の日を過ぎたのだから、昼と夜と長さがほぼ一緒…ってことよね? じゃあ、朝5時くらいに朝焼けが見られる…ってことは、夕方5時くらいに夕焼けが見られる…ってことかな? 場所によっても日の出、日の入りの時間は違うから…特に冬場の、朝のおはよう番組で、各地の様子が映し出されるのがちょっと楽しみ。 夏場は、案外、どこもちゃんと朝の光の中なのに、冬場は、関東が明るくても、西の方は、まだ、すっかり夜…って光景が見られるのが、何故だか、とっても興味深くて。 日本の国…って、案外東西に長いんだなぁ。 その僅かな時差の感覚が好き。 去年の夏頃に撮影した写真。雨上がり、木の枝に張られた蜘蛛の巣についた水滴が、キラキラ煌めいてた。 何枚か撮ったのだけど、実際の綺麗さ…というか、発見した時の驚きと、感動とを、ちゃんとおさめることは難しいなぁ、って、後から見て思う。 だから、悔いを残さないように、一度っきりしか出逢えない風景、とか、見つけた珍しい風景は、同じような構図でも、少し離れたり、近づいたり、角度変えたり、何枚も撮ることにしてる。 それでも、見直してみると、希望通りに撮れてるものが無かったりして。 ただ、そんな時でも、その時、希望通りの出来ではなかったとしても、削除はできるだけしないようにしてる。案外、別の用途で、後々に必要になることもあるから。 そんな風にして、ため込んできている写真の中からも、少しずつ、UPの予定。 ザクロの花言葉は「円熟した優美」とか「子孫の守護」…らしい。花は、6月頃に、朱というか赤というかの、何だか派手な花が咲くみたいだから、今から目星を付けて、来年のその季節には、是非、花を撮りに行きたいな。 ここのコーナーで、紹介できる日を、ちょっと夢見て。 でも、何気に、実っている柘榴の果実の現場も、見たことが無いのよ。近所の何処かに、無いかどうか、ちょっと散歩の範囲を広げてみようかな。 散歩の範囲が広がれば、また違った写真が撮れるだろうし、新しい発見があるのは嬉しいから。 ちなみに、この写真は、やっぱり道路の端っこの、何だか生命力のある雑草たち。好きな被写体のひとつ。 それほど遠出をするわけじゃなく、近所を散歩しながら、身近なものを撮るのが好き。だけど、今年の夏は、去年の夏より見かける花が少なかった気がする。 真夏が暑すぎたせいだろうか? それとも、私の記憶違い? 写真は、数年前の今頃の季節に撮ったもの。 今は、住む所も違うから、見かける植物の種類も違うみたい。 それでも、コンクリートの隙間とか、こんな風に岩場近くとか、そんなちょっと思いがけない所にある植物が、とっても愛しかったりしてるのは、変わらないかな。
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